口を出しすぎる協会、出せない協会
一方で、天皇杯にベストメンバーを出さなかったと言って、規則違反でないにも関わらず懲罰を示唆するJリーグ。
この例を見るまでもなく、日本では明確に
プロ野球チーム>協会
プロサッカーチーム<協会
であります。
野球の方はプロ・アマで統一感無くバラバラですが、サッカーはリーグが実質的に独立できずJFAの管轄下に置かれています。
どっちがいいんでしょうね。
もともとJリーグは「ワールドカップ出てえ」という高い意識のもとで、日本サッカーをワールドクラスにするために生まれたもので、「野球で飯を食うなんて!」という世間の冷たい風を受けながら誕生したプロ野球とは出自からして違う。
その辺、実は英国のプロフットボールリーグに近いのはプロ野球の方だったりして、そこが面白いところです。
プロ野球のまとまりの無さに呆れながら、サッカーの「協会ファシズム」にも辟易としてしまう。プロ野球では協会がもうちょっと自主的に行動すべきだし、サッカーではクラブの発言権をもっと増していっていいというのが結論なのですが、どちらも難しいんですかね。
WBCが恒例になれば、どの球団にも属さないNPB専任スタッフ(長谷川が適任だと思うけどなー)が必要になってくるし、時間が経てばJクラブの発言権も高まってくるでしょう。
ということで、結論は「時間が解決する」なのですが、そうなる前に両方とも倒れてしまうかも・・・と思う今日このごろ。
# by bkmax | 2008-11-13 23:54 | 日本代表